【Excel】#NUM!の意味と修正方法

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#NUM!の意味

#NUM!は数式内の数値が指定できる範囲を超えているときに表示されます。「数」を意味する英語Numberの頭3文字なので意味も覚えやすいです。

#NUMエラーはほとんどの場合、修正しない理由がありません。エラーハンドリングせずに修正するようにしましょう。

#NUM!が発生するケース

LARGE関数

  • =LARGE(1,2) 配列に要素が一つしかないのに引数順位2を指定しているので#NUM!が返ります。
LARGE関数が#NUM!を返した場合の修正方法は?

引数[順位]を要素数以内にして下さい。

  • =LARGE(1,1)

WEEKDAY関数

  • =WEEKDAY(44505,4) 引数種類1~3、または11~17でなければならないので4を指定すると#NUM!が返ります。
WEEKDAY関数が#NUM!を返した場合の修正方法は?

引数種類1~3、または11~17の範囲で指定します。

  • =WEEKDAY(44505,3)

SQRT関数

  • =SQRT(2) 引数にマイナスは指定できません(ヘルプより)。#NUM!が返ります。
SQRT関数が#NUM!を返した場合の修正方法は?

引数に正の数を指定します。

  • =SQRT(2)

その他

=10^309 10309乗はエクセルが扱える数値の上限を超えているので#NUM!が返ります。こんな数字を扱う事はまずないでしょうが、上限があることだけ覚えておきましょう。

NUMエラーは極力修正する

  • #NUM!は数式内の数値が指定できる範囲を超えている場合に返ります。
  • エラーハンドリングせずに修正しましょう。

ここでは取り上げませんが、RATE関数IRR関数#NUM!を返します。これらの関数が返す#NUM!はエラーハンドリングの対象になるかもしれませんが、それ以外の場合は極力修正するようにしましょう。

その他のエラーも別のページで解説しています。よかったら読んでみて下さい。

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