Excelの基本操作を覚えよう:初心者が最初に知るべき11のこと

Excelは初めて触ると少し難しそうに感じますが、基本操作を覚えれば誰でも簡単に使いこなせるようになります。この記事では、Excel初心者が最初に覚えるべき基本操作を分かりやすく解説します!

目次

1.セルの選択と入力

Excelは「セル」と呼ばれる小さなマス目の集合体で構成されています。

  • セルを選択する方法:
    • マウスでクリックして選択。
    • キーボードで矢印キーを使って移動。
  • セルにデータを入力する方法:
    • セルをクリックして文字や数字を入力。
    • Enterキーで確定または他のセルをクリック。

2.コピー&ペースト

データを効率よく複製するには、コピー&ペーストを活用しましょう。

  • 方法:
    • コピーしたいセルを選択 → Ctrl + C(コピー) → 貼り付けたいセルを選択 → Ctrl + V(貼り付け)。
    • 右クリックメニューから「コピー」や「貼り付け」も選べます。

キーボードで操作を行うことを「ショートカット」といいます。頻度の多い操作はショートカットキーを使用する事を推奨します。作業効率が大幅に違います。

3.操作を元に戻す(Undo)とやり直す(Redo)

Excelでの操作中にミスをしてしまった場合でも、Undo(元に戻す)機能を使えば簡単に修正できます。また、取り消した操作を復元するにはRedo(やり直し)を使います。

  • Undo(元に戻す)の方法:
    • Ctrl + Zを押す。
    • リボンメニューの左上にある「元に戻す」アイコンをクリック。
  • Redo(やり直し)の方法:
    • Ctrl + Yを押す。
    • リボンメニューの左上にある「やり直し」アイコンをクリック。
  • 便利なポイント:
    • Undoは、入力ミスやセルの誤選択などを簡単に修正する際に便利です。
    • Redoは、Undoで取り消した操作を元に戻すときに役立ちます。
  • 注意点: Undoで取り消した後に新しい操作を行うと、それ以前の状態はRedoで復元することはできません。

このショートカットも便利です。Ctrl+ZCtrl+Y、体で覚えて下さい。

4.簡単な数式の作成

Excelではセルに数式を入力して計算が可能です。

  • 例: セルA1に「10」、セルA2に「20」を入力。
    • A3セルに=A1+A2と入力してEnter → 結果は「30」。
  • 四則演算(+ – * /)は全て同じ方法で使えます。

5.セルの書式設定

見やすい表を作るには、セルの書式を設定します。

  • 例:
    • 数値を通貨形式に変更(右クリック → 「セルの書式設定」)。
    • フォントサイズや色を変更。

6.列や行の選択

特定の列や行全体を選択する操作は、データ整理の基本です。

  • 列を選択する: 列番号(A, B, C…)をクリック。
  • 行を選択する: 行番号(1, 2, 3…)をクリック。
  • 複数の列や行を選択する方法:
    • Shiftキー: 隣接する列や行をまとめて選択できます。
      (例: 列Aをクリック → Shiftキーを押しながら列Dをクリック → 列A~Dが選択される)
    • Ctrlキー: 離れた列や行を個別に選択できます。
      (例: Ctrlキーを押しながら列Aと列Cをクリック → 列Aと列Cだけが選択される)

7.行や列の挿入と削除

データを整理する際に、新しい行や列を追加したり不要な行や列を削除する方法です。

  • 方法:
    • 右クリックメニューから「挿入」や「削除」を選択。
    • 選択範囲に応じて1行または1列が追加・削除されます。

8.オートフィル機能

連続したデータを簡単に入力できる便利な機能です。オートフィルの対象は色々ありますが、とりあえず数字や曜日で試して下さい。

連続したデータを簡単に入力できる便利な機能です。

  • 例: 数字の連続入力(1, 2, 3…)や曜日の自動入力(Monday, Tuesday…)。
  • 方法:
    • 初めのセルにデータを入力。
    • 右下のフィルハンドル(小さな黒い四角)をドラッグしてデータを拡張。

9.データの並び替え

昇順や降順でデータを整理する方法です。

  • 方法:
    • データ範囲を選択 → [データ]タブ → [並べ替え]ボタンをクリック → 並べ替え条件を設定。
    • 昇順または降順を選択。

右クリックメニューの[並べ替え]からも同様の操作が行えます。

10.ワークシートの追加と名前変更

複数のシートを使い分けるのもExcelの特徴です。

  • シートを追加: シートタブの右側にある「+」ボタンをクリック。
  • 名前を変更: シートタブを右クリック → 「名前の変更」を選択。またはシートタブをダブルクリック。

11.データの保存

作業内容を保存するのは基本中の基本です。Excelでは以下の2つの保存方法があります。

  • 名前を付けて保存:新しいファイルとして保存します。ファイル名と保存場所をきめます。
    • 方法: ファイルタブ → 「名前を付けて保存」から場所とファイル名を指定します。
  • 上書き保存:現在のファイルに、最新の変更を反映させる保存方法です。
    • 方法: Ctrl + Sを押すか、リボンメニューの「上書き保存」アイコンをクリックします。
    • 注意: 元のデータが消えるため、変更を残したくない場合は「名前を付けて保存」を選びましょう。

まとめ

Excelの基本操作をマスターすれば、日常業務や学習での活用範囲がぐっと広がります。最初は難しく感じるかもしれませんが、慣れると作業効率が劇的に向上します。この記事を参考に、まずはExcelの世界を楽しんでください!

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