【Excel】#N/Aの意味とよくある4つの発生パターンを解説

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#N/Aの意味

N/Aは「ノーアサイン」と読みます。意味はNot Available Valueで[値が利用不可]です(読みと意味が若干違いますが…)。引数が参照範囲内で見つからないときに出るエラーです。例えばVLOOKUP関数 で、検索しようとした値が参照範囲内に見つからないときに#N/Aが返ります。

プログラム言語界隈ではNot Applicable[該当なし]の意味で使われることもあるようです。どれも似たような意味ですが、混乱するので「エヌエー」で覚えたほうがよさそうです。

#N/Aが返る理由

#N/Aエラーを参照している

参照先が#N/Aの場合、#N/Aが返ります。参照先のエラーを修正するか、エラーハンドリングして非表示にする等の処理を選択します。

引数[検索値]が参照範囲内に存在しない

N/Aエラーの画像。VLOOKUP関数の検索値が参照範囲内に存在しないため、#N/Aが返っている。
  • =VLOOKUP($G$1,$A$2:$D$5,3,FALSE)

検索値$G$1の値ボール

範囲 の左端列$A$2:$A$5内に存在しないので#N/Aが返ります。

検索値が存在しないケースは往々にしてあります。#N/Aを非表示にしたい場合はIFERROR関数を使用しましょう。

値に意図しない空白が付いている場合、見た目では判断できませんがデータ上は「別の値」になるので#N/Aが返ります。注意して下さい。

ジムジム は別の値です。

空白を削除するには検索と置換が便利です。

データの型が引数と参照値で異なる

N/Aエラーの画像。VLOOKUP関数の検索値と参照範囲内の値が形式違いで#N/Aを返している。
  • =VLOOKUP($H$1,$B$2:$E$5,4,FALSE)

検索値$H$1の値は数値の1ですが、B列が全てテキスト形式で入力されているので#N/Aが返ります。

引数と参照値のデータの型は必ず合わせましょう。

近似値検索でデータが昇順に並んでいない

データが昇順に並んでいない状態で、VLOOKUP関数MATCH関数の引数である検索方法完全一致以外を使うと#N/Aが返ることがあります。

#N/Aエラーの画像。VLOOKUP関数を近似値一致で検索しているが、参照範囲が昇順になっていないので#N/Aが返っている。
  • =VLOOKUP($H$1,$B$2:$E$5,4,TRUE)

検索値は一致していますが、検索方法TRUE(近似値検索)かつデータが降順になっているので、このケースだと#N/Aが返ります。

近似値検索を使うときはデータを昇順で並べましょう。昇順で並べられない場合は完全一致を指定します。

回避できないN/Aエラーは非表示にする

  • 参照値が見つからないときに#N/Aが返る
  • エラーを表示しないならIFERROR関数でエラーハンドリングする
  • 文字列と値の違いに気を付ける
  • 空白がデータに紛れ込むと正しく検索できないので注意
  • 近似値検索はデータを昇順に並べる

#N/Aエラーは見かける頻度が多いです。意味を理解してしっかりと対処しましょう。検索値が存在しないケースが帳票によっては発生します。エラーハンドリングで処理するようにしましょう。

別のエラーも解説しています。よかったら読んでみて下さい。

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